2023年11月14日のGold-TV netは、コモディティーインテリジェンスの近藤雅世さんが今週の展望と注目ポイントを、独自の視点で徹底的に解説します。
【金】日本の金需要は世界第33位~第3四半期の金需要
- 婆娑羅
- 直近の金価格
- 第3四半期の金需要は前期よりは減ったが、5年平均よりは多かった
- 日本の金需要は世界第33位
- 室町初期には「バサラ大名」と呼ばれる自由奔放な人々が存在し、彼らは権威を否定して豪奢な生活を楽しんでいた。
- 第3四半期の金の需給では、金の需要は長期平均を上回り、中央銀行の購入が好調であったが、宝飾需要はやや落ちていた。
- 鉱山生産量は記録的な第3四半期を経て、2023年の年間生産量が過去最高になる見込み。
- 中央銀行の金買いは再び強まり、金価格は金利上昇やドル高にもかかわらず安定している。
- 2023年通年の金の予想では、総投資額の増加と中央銀行の需要の回復が期待されている。
- 中国とインドの金需要は堅調であり、欧州の需要も回復の可能性があるが、宝飾品需要はインドや中国で弱い。
- 中央銀行の金買いが再び旺盛になり、今年の金の供給は過去最高になる可能性がある。
<ChatGPTによる要約>
【白金】世界第3位のプラチナ鉱山シバニーは経営多角化
- 直近のプラチナ価格
- パリ五輪にトヨタが未来を投入
- 南ア第三位のプラチナ鉱山、シバニー・スチルウォーターは経営多角化
- 2024年のパリオリンピックでは、トヨタがプラチナをベースにした水素技術を導入して、二酸化炭素ネットゼロの目標に貢献する計画。
- トヨタはパリ2024大会で50%の車両二酸化炭素排出削減目標を掲げ、500台の水素燃料電池車「MIRAI」を導入。また、最大10種類の水素モビリティ・アプリケーションを展示し、小型FCEVトラックも開発中。
- トヨタは白金ベースの燃料電池技術を使用して、小型トラックを開発し、特にスーパーマーケットやコンビニの物流に利用予定。
- 水素燃料電池技術にはプラチナが使用され、そのプラチナは95%回収可能な循環型経済モデルに組み込まれている。
- 南アフリカのプラチナ鉱山企業であるシバニー・スチルウォーターは、環境に配慮した事業展開として、金属リサイクル会社レルダンの買収、プラチナ含む廃棄物の再処理事業を進めている。
<ChatGPTによる要約>
【原油】米国のガソリン消費低迷
- 直近の原油価格
- 米国のガソリン消費低迷
- 米国の原油生産増加で天然ガス生産量も増加
- 米国ではガソリン相場が高値圏にあり、物価上昇による買い控えや需給の緩みが消費の鈍化を示唆している。
- 原油相場の上昇にもかかわらず、ガソリン価格と原油価格の差が縮小し、需給不足がガソリン相場の停滞に寄与している。
- ガソリン需要の低下は、米国のエネルギー情報局によれば、10月におけるガソリン需要が前年同時期に比べて3%減少し、2001年以来の低水準になっていることから明らか。
- ガソリン価格は高止まりしており、需要の減退とガソリン在庫の増加により、ガソリンの精製採算性が急速に悪化していると見られている。
- 米国の石油生産の増加により、2022年の天然ガス生産量が9%増加。主に原油生産の増加が随伴天然ガスの生産を引き上げている。
- 天然ガスはエタン、プロパンなどのNGPL比率が高く、これらは暖房や輸送、石油化学製品の原料として使用されており、生産量は増加傾向にある。
<ChatGPTによる要約>
【出演者】
- 解説:近藤雅世(コモディティーインテリジェンス代表)
- MC:古川浩之(商取フォーラム代表)
近藤雅世氏のコモアイレポート(初回30日間は無料で配信)
http://commi.cc/service/index.html
大阪取引所「北浜投資塾」に公開されている「金の基礎知識」に近藤雅世が講師として出演しています。
『金の基礎知識』北浜投資塾 - 大阪取引所(日本取引所グループ)
https://www.jpx.co.jp/ose-toshijuku/tag/15.html
日経電子版特設サイト「コモディティー投資の魅力」
https://ps.nikkei.co.jp/ose2020/index.html
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