2023年11月20日のGold-TV netは、コモディティーインテリジェンスの近藤雅世さんが今週の展望と注目ポイントを、独自の視点で徹底的に解説します。
【金】英国の給付型年金運用における金~景気悪化による利回り低下への保険
- 金閣寺
- 直近の金価格
- 英国の給付型年金の運用における金~景気悪化による利回り低下への保険~
- 英国の確定給付型年金制度は過去2年間で積立比率が上昇し、インフレと金利上昇が資産価格に影響を与えている。
- 金は確定給付型年金ポートフォリオに追加され、プランの助けとなるとされている。
- 2020年初めの総資金調達率は96%。
- 新型コロナウイルス危機により、株式市場と利回りが暴落し、DBスキーム全体の赤字は92%まで拡大。
- 積立水準は成長資産からのリターンにより増加し、2023年8月末時点で146%。
- 金は確定給付型年金基金にとって戦略的資産であり、ポートフォリオのリスク調整後リターンを改善し、流動性を提供してきた。
- 金は景気の好悪に関わらず過去20年間で他の多くの主要資産クラスを上回ってきた。
- 金は市場不確実性が高まるときには株式とは負の相関があり、システミック・リスクの時に効果的である。
- 金の流動性は金融ストレスの時でも枯渇しないため、確定給付型ポートフォリオに加えるのに適している。
- 金を確定給付型ポートフォリオに含めることで、資金調達比率の不確実性を減少させ、将来の積立水準のばらつきが小さくなり、最終的な目標の達成確率が高まる。
<ChatGPTによる要約>
【白金】プラチナ価格は安過ぎ?反発するか?
- 直近のプラチナ価格
- プラチナ価格は安過ぎるか?・反発するか?
- バッテリー電気自動車の需要減速の可能性。
- 2030年までの自動車総販売の40%が認識されているが、28%に減少する可能性。
- 新車販売の減少により、PGMのリサイクルが遅れている可能性。
- 水素技術での使用により、イリジウムとルテニウムの需要が上昇する可能性。
- これがPGMセクターに新たな息吹をもたらす可能性。
- 2022年9月の安値から上昇に転じる可能性。
- プラチナは強気のグランドスーパーサイクルにあり、2020年3月の安値に対して上昇の可能性。
<ChatGPTによる要約>
【原油】米国のシェール油田ごとの生産量増加中
- 直近の原油価格
- 米国のシェール油田ごとの生産量増加中
- パーミアン地域が米国全体で最も生産が多い。
- 2023年1-8月: 油井1本当たりの初期生産量が平均日量847バレルで増加。
- 生産者はリグ数の減少にもかかわらず、生産性を向上させている。
- パーミアンとアナダルコ油田のみが油井のIPが2019年以降増加。
- パーミアン地域のIPは2023年の最初の8ヵ月で+8%増加。
- 掘削リグ数は維持されているが、生産性向上により生産継続可能。
- リグ数は維持されているが、技術進歩や生産効率化により生産性向上可能。
- 短期需給予測では、2023年第4四半期にWTI原油価格が86ドル/バレル、2024年には89ドル/バレルと予測。
- 11月時点で80ドル/バレルを下回り、価格の動向により米国原油生産量の変動が予想される。
<ChatGPTによる要約>
【出演者】
- 解説:近藤雅世(コモディティーインテリジェンス代表)
- MC:山本郁(フリーアナウンサー)
近藤雅世氏のコモアイレポート(初回30日間は無料で配信)
http://commi.cc/service/index.html
大阪取引所「北浜投資塾」に公開されている「金の基礎知識」に近藤雅世が講師として出演しています。
『金の基礎知識』北浜投資塾 - 大阪取引所(日本取引所グループ)
https://www.jpx.co.jp/ose-toshijuku/tag/15.html
日経電子版特設サイト「コモディティー投資の魅力」
https://ps.nikkei.co.jp/ose2020/index.html
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