2024年5月20日のGold-TV netは、コモディティーインテリジェンスの近藤雅世さんが今週の展望と注目ポイントを、独自の視点で徹底的に解説します。
【金】欧州の資金流出が続く中でアジアが牽引~2024年4月の世界の金ETF動向
- 秀吉と金~4
- 直近の金価格
- 4月の世界の金ETFの動き
- 第1四半期における政府保有金の増加国
- 金と金融商品のグラフ
- 金価格の上昇により資金が流入したが、月全体では資金流出が続いた。
- 世界の金ETF保有量は3,079トンまで減少し、2020年2月以来の低水準。
- 総資産は金価格の上昇により+3%増の2,290億米ドルとなった。
- 世界全体では、欧州の資金流出がアジアと北米の資金流入を上回り、金ETFの総保有量が減少。
- 金価格の上昇により、総資産は増加。
- 地域ごとの動向が異なり、特に欧州とアジアで対照的な動きが見られた。
【白金】PGMは供給不足も需要に変化~PGM需給レポート2024年②
- 直近のプラチナ価格
- Jhonson Matthey PGM需給レポート②
- 2024年、自動車触媒用のパラジウム、プラチナ、ロジウムの需給は供給不足になる見込み。
- パラジウムの供給不足は36万オンスと予想され、需要は970万オンスで減少する見通し。
- 自動車メーカーの電気自動車化により、ガソリン車生産は減少するが、パラジウムのスクラップ回収は増加する。
- プラチナの供給量は横ばいで、需給は比較的安定しており、投資や工業用進出が均衡する見込み。
- 自動車用のパラジウム需要は減少し、プラチナ需給は760万オンス前後で推移する見込み。
- パラジウム価格は下落傾向にあり、プラチナ価格も低迷しているが、工業用消費は堅調に推移している。
- 南アフリカの鉱山からの供給量は減少する見込みであり、生産者の財務上のプレッシャーが存在する。
【出演者】
- 解説:近藤雅世(コモディティーインテリジェンス代表)
- MC:古川浩之(商取フォーラム代表)
近藤雅世氏のコモアイレポート(初回30日間は無料で配信)
http://commi.cc/service/index.html
大阪取引所「北浜投資塾」に公開されている「金の基礎知識」に近藤雅世が講師として出演しています。
『金の基礎知識』北浜投資塾 - 大阪取引所(日本取引所グループ)
https://www.jpx.co.jp/ose-toshijuku/tag/15.html
日経電子版特設サイト「コモディティー投資の魅力」
https://ps.nikkei.co.jp/ose2020/index.html
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