2024年8月26日のGold-TV netは、コモディティーインテリジェンスの近藤雅世さんが今週の展望と注目ポイントを、独自の視点で徹底的に解説します。
【金】利下げの時期を示唆~パウエルFRB議長がジャクソンホールで講演
- 直近の金価格
- ジャクソンホールでのパウェル議長の発言
- UBSによる金価格予測
- アジアの金市場
- インフレ率の進展:インフレ率が2%への持続的な道筋にあるという確信を深めた。
- 労働市場:労働市場の一段の冷え込みは望んでいない。
- 利下げの時期:主要政策金利を引き下げる時が来たと述べた。
- FOMCの見通し:FOMCが9月に利下げを開始する見通しを裏付けた。
- 政策調整:政策を調整する時が来たとし、利下げのタイミングとペースは今後のデータや見通しに左右されると述べた。
- インフレ鈍化の進展:インフレ鈍化の面で最近進展が見られるとの認識を示した。
- 金融市場への影響:発言は金融市場に一定の明瞭さをもたらしたが、FOMCの今後の動きについては手掛かりを与えなかった。
- 労働市場の堅調さ:労働市場は堅調に推移しており、FOMCにインフレ率を目標の2%へ引き下げる余裕を与えた。
- 政策金利の維持:FOMCは政策金利を5.25~5.5%のレンジに維持してきた。
- 経済の力強さ:高金利が経済の力強さを脅かす懸念がある。
- 雇用統計:7月の雇用統計は労働市場減速の警告シグナルとなった。
- 政策転換:FOMCはインフレ率急上昇に対応する利上げが出遅れた経緯がある。
- 経済のソフトランディング:政策の成否次第で経済のソフトランディングが達成できるかどうかが変わる。
- 今後の道筋:今後の政策方針については疑問が残っている。
【白金】フォードが電気自動車の開発を中止
- 直近のプラチナ価格
- 中国プラチナウィークの成果
- フォードが電気自動車の開発を中止
- イベントの役割:上海プラチナウィーク2024は、業界の革新と協力のための「核心的プラットフォーム」としての役割を果たした。
- 開催期間と場所:7月8日から11日まで中国の上海で開催。
- 参加者と視聴者:300を超える組織から500人以上が出席し、オンライン視聴者数は初日45万5,000人、2日目31万7,000人に達した。
- プレゼンテーションと展示:42以上のプレゼンテーションが行われ、37の団体がPGM含有製品を展示。
- 水素関連企業との会談と見学:上海嘉定水素パークへの視察が行われ、水素関連企業数社と会談。
- 市場開発状況の説明:アングロ・アメリカンが市場開発の取り組みについて説明。
- 中国初の先物市場設立:広州先物取引所が中国初のプラチナとパラジウムの先物契約を発表。
- リサイクル事業と中国の税制:リサイクル産業における課題と新しい逆発注税制の影響が議論された。
- 投資商品としてのプラチナ:プラチナの投資商品としての開発が強調された。
- プラチナ宝飾品市場:プラチナ宝飾品市場の課題と技術革新の重要性が議論された。
- 赤字操業のプラチナ鉱山:PGMバスケット価格の低迷により、多くのPGM鉱山が赤字で操業していることが明らかに。
- アルカリ電解槽におけるPGM触媒:PGM触媒が最新のアルカリ電解槽の設計に採用されていることが報告された。
- グリーン水素:グリーン水素の市場の可能性が強調された。
- 中国と南アフリカの貿易:中国と南アフリカの貿易関係におけるPGMの重要性が強調された。
- LPPMの役割:ロンドン・プラチナ・パラジウム・マーケット(LPPM)が中国の石油精製設備の認定について言及。
【出演者】
- 解説:近藤雅世(コモディティーインテリジェンス代表)
近藤雅世氏のコモアイレポート(初回30日間は無料で配信)
http://commi.cc/service/index.html
大阪取引所「北浜投資塾」に公開されている「金の基礎知識」に近藤雅世が講師として出演しています。
『金の基礎知識』北浜投資塾 - 大阪取引所(日本取引所グループ)
https://www.jpx.co.jp/ose-toshijuku/tag/15.html
日経電子版特設サイト「コモディティー投資の魅力」
https://ps.nikkei.co.jp/ose2020/index.html
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