【金】金の需給など最新データ~投資効率や産金コストなども 【銀】銀価格が12年ぶりの高値~それでもまだまだ割安

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2024年11月11日のGold-TV netは、トーキョートレーダーズタイムズの小針秀夫さんが今週の展望と注目ポイントを、独自の視点で徹底的に解説します。

 

 

コンテンツ

【金】金の需給など最新データ~投資効率や産金コストなども

 

 

金需給の現状

  • 年ベース: 10年連続の供給過多が続いている。
  • 四半期ベース: 供給過多の傾向は継続しているが、金ETFの流入が10期ぶりにプラスに転じるなど、一部に変化が見られる。

地域別

  • 中国: 景気後退の影響で金需要が減少。
  • インド: 税制変更を背景に金ETFへの投資が活発化。
  • 金価格を左右する要因
  • 生産コスト: 人件費の上昇などにより、産金コストは上昇傾向にある。
  • 投資効率: 金の投資効率は高く、特に最近の1年間はエマージング市場株に次ぐ高いパフォーマンスを示している。

その他

  • 中央銀行: 金の買い入れが続いている。
  • 金ETF: インドを中心に投資が活発化している。
  • 宝飾品: 中国の需要減などにより、全体としては低迷している。

 

 

【銀】銀価格が12年ぶりの高値~それでもまだまだ割安

 

 

銀価格高騰の要因

  • 供給不足: 世界的な銀需要、特に太陽光パネル向けの需要が急増している一方で、供給が追い付いていない。
  • 金との価格差: 金価格の上昇に伴い、銀との価格差が拡大し、銀が割安になっている。
  • ファンドの買い: NY銀市場でファンドによる買いが大幅に増加している。

詳細分析

  • 太陽光パネル需要: 太陽光パネルの製造量と調達量が急速に増加しており、銀の需要が大幅に増加している。
  • 金銀比価: 歴史的に見ると、銀は金の価値よりも高かった時期もある。現在の金銀比価は、歴史的な水準と比較して銀が大幅に割安であることを示唆している。
  • ファンドの動向: NY銀市場におけるファンドの買い越しが拡大しており、銀価格の上昇を後押ししている。

今後の展望

  • 銀価格はさらに上昇する可能性: 供給不足が解消されない限り、銀価格は高値で推移する可能性が高い。
  • 金との価格差の縮小: 金銀比価が歴史的な水準に近づき、銀価格がさらに上昇する可能性も考えられる。
  • 経済状況の影響: 世界経済の動向や、各国の政策によって銀価格は変動する可能性がある。

 

 

【出演者】

  • 解説:小針秀夫(トーキョートレーダーズタイムズ代表)

 

【お知らせ】

大阪取引所「北浜投資塾」に公開されている「ゴムの基礎知識」に小針秀夫が講師として出演しています。

 

『ゴムの基礎知識』北浜投資塾 - 大阪取引所(日本取引所グループ)
https://www.jpx.co.jp/ose-toshijuku/tag/20.html

 

■小針秀夫氏の商品マーケット解説番組『コモディニュース』
https://www.youtube.com/channel/UCuQ-Cn-wn3Fg8429D1h5GGA/

 

 

【資料のダウンロードができます】

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