【金】インド金市場の投資意欲と価格上昇の背景【白金】プラチナ供給不足が続く！背景にある世界市場の変化とは？

2025年3月31日のGold-TV netは、コモディティーインテリジェンスの近藤雅世さんが今週の展望と注目ポイントを、独自の視点で徹底的に解説します。

コンテンツ

【金】インド金市場の投資意欲と価格上昇の背景
【白金】プラチナ供給不足が続く！背景にある世界市場の変化とは？

【金】インド金市場の投資意欲と価格上昇の背景

金価格が記録的な上昇を続ける中、インド金市場は投資意欲を維持しています。価格高騰により宝飾品需要は落ち込んでいるものの、投資需要は堅調さを保っています。この動画では、最新の金市場動向とインド市場の特徴的な動きを詳しく解説しています。

✅ 金価格の記録的な上昇が続く
2025年に入ってから金価格は13回も最高値を更新し、3,000ドルの心理的節目を突破。NY金は3月28日に3,114.3ドルの過去最高値を記録し、JPX金も15,018円と過去最高値を更新しています。地政学的リスクや経済的不確実性、米ドル安、各国の金利引き下げがこの上昇を後押ししています。
✅ インド金市場の特徴的な動き
インド国内の金価格は年初来で17%上昇し、10g当たり88,946インドルピーの過去最高値に。価格高騰により宝飾品購入は落ち込む一方、古い金の売却やリサイクルは増加しています。また、金を担保にした融資も前年同期比77%増と大幅に増加しており、消費者が流動性確保のために金を活用するケースが増えています。
✅ 投資需要は堅調を維持
インドの金ETFは2月も198億ルピー（約340億円）の純流入があり、6ヶ月連続でプラスを記録。運用資産残高は前年同月比95%増の557億ルピー（約64億米ドル）に達し、保有高は64.6トンとなっています。金ETFの投資家口座数も680万口座に増加し、投資家の関心の高まりを反映しています。
✅ インド中央銀行と金輸入の動向
インド中央銀行は2月に金購入を見合わせましたが、外貨準備高に占める金の割合は11.5%と過去最高に上昇。一方、2月の金輸入額は23億米ドルで、前月比14%減、前年同月比63%減と大幅に減少し、輸入量は25〜30トンと11ヶ月ぶりの低水準となりました。

この動画が参考になりましたら、YouTubeで高評価とチャンネル登録をぜひお願いします！また、ご意見やご質問があれば、YouTubeのコメント欄にてお気軽にお寄せください。

【白金】プラチナ供給不足が続く！背景にある世界市場の変化とは？

プラチナ市場は2025年も供給不足が続き、価格は上昇傾向にあります。現在の相場は1gあたり約5,267円で推移しており、貴金属投資としての注目度が高まっています。最新の市場動向と投資ポイントを詳しく解説します！

✅ 最新プラチナ価格の動向
現在のプラチナ小売価格は1gあたり5,267円、買取価格は5,070円となっています。前日比では小幅な上昇が見られます。
✅ 中国市場の影響力が拡大
2025年のプラチナ価格は中国の需要動向に大きく左右される傾向があり、金に比べて割安ながらも取引は活況を呈しています。
✅ プラチナ純度による価格差
純度によって買取価格に差があり、Pt1000は5,079円、Pt950は4,859円、Pt900は4,768円で取引されています。
✅ 投資商品としての魅力
世界的な金融市場の不安定さを背景に、分散投資やインフレヘッジの手段として、プラチナ投資への注目が高まっています。
✅ 価格変動要因
海外相場や為替相場の変動により、同日内でも価格が変更される可能性があるため、最新情報の確認が重要です。