令和元年12月16日(月)のTOCOMスクエアTVは、
コモディティーインテリジェンス代表の近藤雅世さんが
最近の動きと、金と原油について今週の展望と注目ポイントを、
独自の視点で徹底的に解説します。
【CX】大量の金買いで信用力が向上か
~ルーブル高&株価上昇
- 過去5年の商品・株式・為替の価格
- ファンドの建玉
- 2019年初めを100とした指数、商品・株式・為替
【金】3つのイベント通過も金価格にマイナスか
~プラチナ族金属が上昇!
- 利下げなしと金価格
- 米国FOMCは利下げを行わず、FRBは米国景気は景気は回復しているとし、インフレにならなければ利下げはしないと述べた。利下げがあれば金融緩和ということで金価格は強気になるが、今回は利下げが無かったということで金安方向に
- 米中貿易協議第一弾妥結と金価格
- 米中貿易協議が一段落して、株価が上昇したため、金価格は下落。米中貿易摩擦が激しくなれば株安となり金高となるが、その逆の動き
- 英国選挙結果と金価格
- 英国では総選挙で保守党が過半数を占めることになり、英国民はBREXITを選択した。来年1月末の離脱後、来年末まで貿易協定が協議される。地政学的リスクとしてのブレクジットの混乱が回避され、金安方向に
- 南アの停電とプラチナ族金属価格
- 南アの電力会社の停電により、プラチナとパラジウム価格が一時的に上昇。南アのプラチナ鉱山の生産の支障はPGM(プラチナ族金属)高に
【原油】サウジ40万バレル減産も供給過剰
~減産はサウジアラムコIPO支援か?
- サウジアラビア追加減産
- サウジアラビアはOPEC+諸国の減産以外に自発的に40万バレル減産するという。ただ、IEA(国際エネルギー機関)は、これだけの減産をしても供給過剰な状態にあると述べている。
- サウジアラムコ上場
- これは多分にサウジアラビア証券取引所に上場したサウジアラムコの株価つり上げのための援護射撃かと思われる。
- 米国エネルギー情報局の短期需給予測
- EIAは12月の短期需給予測で今年のブレント原油価格は19年64ドル、20年は61ドルを予想。WTI原油価格はブレント価格より▲5ドル安と予想。
- 米国は9月にネット輸出国になった。
- 米国は今年9月のデータで原油と石油製品の輸出量が輸入量を上回り史上初めてネット輸出国となった。
- 今週の予定
【出演者】
- コメンテーター:近藤雅世(コモディティーインテリジェンス代表)
- キャスター:山本郁
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