令和元年8月13日(火)のTOCOMスクエアTVは、
トーキョートレーダーズタイムズの小針秀夫さんが
最近の動きと、金と原油について今週の展望と注目ポイントを、
独自の視点で徹底的に解説します。
【CX】金価格が40年ぶりの高値を更新
- 8月8日の国内大手地金商が日々提示している金の税込小売価格が5572円をつけた。年初来高値を更新しただけでなく、1980年2月以来、実に40年ぶりの高値をつけた。
- 東京商品取引所の東京金先物相場も最近の大幅続伸から8月8日に一時5128円をつけた。5000円を突破したのは2013年以来だが、この年の高値を上抜き、取引が開始されて以来最も高値(上場来高値)をつけた。
- 国際指標であるNY金は8月7日に一時1522ドルまで上げ、心理的な抵抗となっていた1500ドルを突破した。
- 金相場の躍進が目立つ中、米国と中国の貿易戦争が一段と激化していること、あるいは欧州では英国のブレクジット問題などもあり、世界的に景気に対する先行き不安が広がっている。
- このため、産業素材、エネルギーなどのコモディティは軟調なトレンドを強いられている。
【金】安全資産としての金の争奪戦
~40年ぶりの高値をつけた金価格
- 安全資産として見直される金~米金融政策と株価に対する不安の裏返し
- 地政学的リスクの高まりが金志向に~不安定さを増す世界情勢とゴールド
- 密やかに進行する世界的な金争奪戦~金は限られた価値ある資産
【原油】原油急落の理由
~なぜ原油は7カ月ぶりの安値となったのか
- NY原油の日足はヘッド&ショルダー~直近安値を割り込み7カ月の安値
- 下方修正される世界の原油消費~IEAは消費予測を10万b/d引き下げ
- 米中貿易戦争の激化への懸念~秒読み段階に入った関税引き上げ
【出演者】
- コメンテーター:小針秀夫(トーキョートレーダーズタイムズ代表)
- キャスター:山本郁
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