【金】金相場の今後の見通し~3つの強材料と3つの弱材料 【白金】プラチナ相場は近く輝く~需給タイトの現状と今後の見通し

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2023年11月6日のGold-TV netは、トーキョートレーダーズタイムズの小針秀夫さんが今週の展望と注目ポイントを、独自の視点で徹底的に解説します。

 

 

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【金】金相場の今後の見通し~3つの強材料と3つの弱材料

 

 

    強材料:

  • 有事の金買いが増加。イスラエルとガザでの戦争など、世界の不安要因が金価格を支えている。
  • 中央銀行の金買いは再び増加傾向にあり、337トンまで回復。
  • インドの金買いが増加し、世界の金需要が回復している。
  • 弱材料:

  • 実質インフレはマイナスとなり、金融引き締め政策の終焉の可能性がある。
  • M2(マネー・サプラス)が減少しており、金市場にマイナスの影響を及ぼす。
  • 金ETF市場からの金の流出が続いており、市場に対する信認が低下している。
  • 金相場の今後:

  • 金相場は再び2000ドルを突破しているが、市況情勢が不透明であり、3点天井を形成している。
  • 金価格の上昇には2090ドルまでの突破が必要で、金融引き締めやマネーサプラスの増加が上値抑制要因。
  • 金ETF市場からの資金流出も懸念材料であり、トレンド反転(下降傾斜)の可能性も考慮すべき。

<ChatGPTによる要約>

 

 

【白金】プラチナ相場は近く輝く~需給タイトの現状と今後の見通し

 

 

  • WPIC(世界白金協議会)によるプラチナ需給情報によれば、2023年のプラチナ需給は3年ぶりに供給不足から需給の引き締まりに転換すると予測されており、これには劇的な変化が期待されている。
  • プラチナの在庫も3年ぶりの低水準となり、2023年には22年から比べて大幅に減少する見込み。
  • 2023年には自動車触媒用のプラチナ消費が大幅に増大する見通しであり、これがプラチナの需給に大きな影響を与えている。
  • 脱炭素の流れにより、ディーゼル車とガソリン車が減少し、代わりにEV車やハイブリッド・ガソリン車の需要が増加している。
  • 欧州でのハイブリッド車の売れ行き:
  • 欧州でハイブリッド車の販売が好調で、前年同月比で27%の伸びを示している。
  • トヨタの「ヤリスクロス」など、ハイブリッド車の売上が好調で、欧州市場でのハイブリッド車の販売実績は84万3018台となった。
  • 現在、NYのプラチナ相場は1000ドルを下回る水準で推移しており、非常に安いとされている。
  • プラチナの需給規模から考えれば、プラチナの価格が高く評価されるべきである。
  • 触媒用途のプラチナ消費増加と将来の輝き回復の期待から、プラチナ相場の上昇が始まる可能性がある。特に安値856ドルを起点として、1000ドル突破や1500ドル突破のシナリオが考えられている。

<ChatGPTによる要約>

 

 

【出演者】

  • 解説:小針秀夫(トーキョートレーダーズタイムズ代表)

 

【お知らせ】

大阪取引所「北浜投資塾」に公開されている「ゴムの基礎知識」に小針秀夫が講師として出演しています。

 

『ゴムの基礎知識』北浜投資塾 - 大阪取引所(日本取引所グループ)
https://www.jpx.co.jp/ose-toshijuku/tag/20.html

 

■小針秀夫氏の商品マーケット解説番組『コモディニュース』
https://www.youtube.com/channel/UCuQ-Cn-wn3Fg8429D1h5GGA/

 

 

【資料のダウンロードができます】

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