【金】11月のインドの金市場 【白金】サウジアラビアがPGMの工場建設 【原油】OPEC石油市場レポート12月号

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2023年12月25日のGold-TV netは、コモディティーインテリジェンスの近藤雅世さんが今週の展望と注目ポイントを、独自の視点で徹底的に解説します。

 

 

コンテンツ

【金】価格上昇と需要の複雑な動向~11月のインドの金市場

  • 室町時代の輸出品
  • 直近の金価格
  • 11月のインドの金市場は?

 

 

  • インドルピー建て金価格は国際価格より安いが、上昇率は+11%。
  • ドル建て金価格は地政学的リスクや世界経済の不確実性により2ヵ月で過去最高値。
  • インドの金ETFは継続的に資金流入、11月は4,700万米ドル。
  • インド中央銀行は11月に金の購入見送り、金輸入は価格高騰にもかかわらず低迷。
  • インド経済は健全な成長で金の投資需要が高まる。
  • 価格高騰が宝飾品需要に影響、金ETFは堅調な推移。
  • インドの金ETFは資金が継続的に流入、12月中旬時点で約265億ルピー。
  • インド中央銀行は外貨準備を増やす一方で、金の購入は11月見送り。
  • 2023年中は月平均+1.5トンの金を購入。
  • 過去2年間の金輸入は減少傾向も、金額ベースでは+35%増加。
  • 価格上昇により2023年の金輸入は前年比+12%。

 

 

【白金】新たなプラチナプロジェクト進展~サウジアラビアがPGMの工場建設

  • 直近のプラチナ価格
  • インパラで鉱山労働者のスト終結
  • サウジアラビアはPGMの精製工場を建設
  • 田中貴金属は半導体用メッキ技術を高める

 

 

  • インパラ・プラチナ・ホールディングスの鉱山労働者が3日間のストライキ後、安全に地上に戻る。
  • バフォケン鉱山では2ヵ月にわたり4回の地下抗議で操業停止。
  • PTMがサウジアラビアとの協力協定に調印。ウォーターバーグ・プロジェクト進展。
  • EEJAがスマートフォン用金属めっき技術で世界市場シェアを拡大。
  • 貴金属使用を最適化し、スマートフォンやデジタル機器の性能向上を実現。
  • EEJAがグローバルで展開し、半導体やコネクター向けにソリューション提供。
  • TANAKAの総合力で金属めっき技術分野でのリーダーシップを確立。

 

 

【原油】OPEC石油市場レポート12月号~世界経済の動向と需給バランス&アンゴラのOPEC脱退

  • 直近のプラチナ価格
  • インパラで鉱山労働者のスト終結
  • サウジアラビアはPGMの精製工場を建設
  • 田中貴金属は半導体用メッキ技術を高める

 

 

  • カナダのトランス・マウンテン・パイプライン拡張プロジェクトは95%以上完了し、来年早々には工事が終了する見込み。
  • 拡張工事が完了すれば、日量30万バレルの原油をアルバータ州から太平洋岸まで輸送し、アジアやアメリカ西海岸に輸出可能。
  • 拡張プロジェクトは日量59万バレルの能力を確保し、合計日量89万バレルの能力を目指している。
  • カナダ政府が2018年にパイプラインを買収し、拡張プロジェクトを監督するトランス・マウンテン・コーポレーション(TMC)を設立。
  • パイプライン拡張には環境活動家や先住民族グループからの法的挑戦がある。
  • 拡張が稼働すれば、原油価格のスプレッドが縮小し、潜在的な買い手の増加や相対価格の上昇が期待される。
  • カナダ産の重質原油は複雑で高度な精製設備が必要であり、海上輸出には課題がある。
  • カナダの原油生産量は増加しており、アルバータ州の重質油がカナダ産原油の大半を占める。
  • アルバータ州の重質原油はWCSとして取引され、軽質原油との価格差が大きい。
  • WCSの輸出はインフラ不足で制限されており、米国が主要な輸入先。
  • パイプライン建設には反対運動があり、一部の地域でルート変更が承認されたが、工事は再開されている。
  • OPECは2023年の石油需要の増加を予測し、原油価格の下落は「誇張された懸念」が原因と指摘。
  • 2024年の石油市場の基礎的条件に対して「慎重ながらも楽観的」との見解を示し、投機筋の影響も指摘。

 

【出演者】

 

近藤雅世氏のコモアイレポート(初回30日間は無料で配信)
http://commi.cc/service/index.html

 

大阪取引所「北浜投資塾」に公開されている「金の基礎知識」に近藤雅世が講師として出演しています。

『金の基礎知識』北浜投資塾 - 大阪取引所(日本取引所グループ)
https://www.jpx.co.jp/ose-toshijuku/tag/15.html

 

日経電子版特設サイト「コモディティー投資の魅力」
https://ps.nikkei.co.jp/ose2020/index.html

 

 

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