【金】金需要が急増~2024年1月の中国・金市場 【白金】アンプラッツ・BMW・化学会社が燃料電池開発で提携 【原油】UAE=2027年の原油生産目標に向けた投資&米国の石油市場動向

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2024年2月19日のGold-TV netは、コモディティーインテリジェンスの近藤雅世さんが今週の展望と注目ポイントを、独自の視点で徹底的に解説します。

 

 

コンテンツ

【金】金需要が急増~2024年1月の中国・金市場

  • 信玄と謙信②
  • 直近の金価格
  • 1月の中国金市場

 

 

  • 中国の金市場は、2024年1月に過去最大の卸売金需要を記録し、旧正月を控えた在庫補充が後押しとなった。
  • 中国の金ETFは、8億2700万人民元(約1億1300万米ドル)を集め、総資産は史上最高となった。
  • 中国人民銀行は、1月に金購入を15回連続で報告し、金準備を10トン追加して合計2245トンに増加。
  • 春節を控え、地元の金需要は季節的な購入ブームによって支えられる傾向があり、金の卸売需要が急増した。
  • 一方で、補充活動が冷え込むため、金の卸売需要は1月以降減少する可能性がある。
  • 中国の金価格は1月に安定しており、人民元建て金価格は米ドル建て金価格を上回った。
  • 中国の金価格のパフォーマンスは、中国の株式や商品価格を上回り、投資家に金への関心を呼び起こした。
  • 2024年1月の金引出量は過去最高を記録し、金宝飾品の消費に対するポジティブなセンチメントが存在する。
  • 中国の金ETFの運用資産残高が過去最高に増加し、中国中央銀行の金準備も15ヶ月連続で増加した。
  • 中国の金輸入量は、2023年には輸入の増加が見られたが、12月には減少傾向が見られた。
  • 中国の金市場は安定した需要と中国政府の金購入によって支えられており、金への投資や消費は依然として堅調な状態にある。

 

 

【白金】アンプラッツ・BMW・化学会社が燃料電池開発で提携

  • 直近のプラチナ価格
  • アンプラッツとBMW・化学会社が燃料電池開発で提携
  • 今年は、地政学的・政治的リスクが再び重視される

 

 

  • アングロ・アメリカン・プラチナ、BMWグループ南アフリカ、およびサソルは、BMW iX5水素燃料電池電気自動車の開発に協力関係を構築した。
  • 2023年南アフリカ・グリーン水素サミットで、3社が初の協力協定を締結した。
  • 南アフリカで初の水素自動車による公道走行試験が行われ、協力協定に基づき、グリーン水素経済の推進に向けた取り組みが進行中。
  • フィッチ・レーティングスによれば、中東やウクライナでの紛争、各国の次期選挙、規制の不確実性が再びコモディティ市場の地政学的・政治的リスクを重視する要因となっている。
  • 経済成長の鈍化や石油生産能力の余剰が価格上昇の程度を制限しており、2024年には石油、銅、アルミニウムなどのコモディティの需要成長が鈍化する見通し。
  • OPEC+連合の石油供給余力が石油市場の混乱を和らげており、欧州のガス市場でも安定した供給が続いている。
  • 米国の液化天然ガス(LNG)輸出施設の承認停止にもかかわらず、2024年の世界のLNG供給に大きな影響はないと予測されている。

 

 

【原油】UAE=2027年の原油生産目標に向けた投資&米国の石油市場動向

  • アラブ首長国連邦とはどんな国なのか?
  • 2月9日までの米国石油市場

 

 

  • アラブ首長国連邦(UAE)は、2027年までに原油生産能力を日量500万バレルに増やす目標を設定し、2030年の目標を3年前倒しした。
  • UAEは、炭化水素生産の成長に対応するために、多額の投資を行い、探査と開発を強化している。
  • 2023年から2027年までの設備投資計画は1,500億ドルに増加し、新たな生産地の開発に注力している。
  • UAEは世界で第7位の石油生産国であり、OPEC諸国の中では第3位だった。
  • 一方、米国の石油消費量は増加せず、原油在庫は増加傾向にある。
  • 米国の原油生産量は増加しているが、石油輸入は減少し、輸出は増加している。

 

【出演者】

 

近藤雅世氏のコモアイレポート(初回30日間は無料で配信)
http://commi.cc/service/index.html

 

大阪取引所「北浜投資塾」に公開されている「金の基礎知識」に近藤雅世が講師として出演しています。

『金の基礎知識』北浜投資塾 - 大阪取引所(日本取引所グループ)
https://www.jpx.co.jp/ose-toshijuku/tag/15.html

 

日経電子版特設サイト「コモディティー投資の魅力」
https://ps.nikkei.co.jp/ose2020/index.html

 

 

【資料のダウンロードができます】

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